• 三重県桑名市西別所996
  • 0594-23-8811

一般内科

一般内科は、部位や症状の程度といったことに関係なく、内科全般を幅広く診療させていただきます。当院を受診される患者さんは、風邪(発熱、鼻水・鼻づまり、咳、痰、のどの痛み など)をはじめ、腹痛、嘔吐・吐き気、下痢などの消化器症状、動悸や息切れ、息苦しい、胸が締め付けられるように痛いといった循環器や呼吸器の異常が考えられる症状など、様々な方がおられます。専門領域にこだわらずに診察・検査・治療させていただきます。

なお発熱の症状がある方は、院内感染のリスクをできるだけ低減できますよう、あらかじめ来院前にお電話をしていただくことをお願いしています。その後の受診方法につきましては、当院スタッフが案内しますので、その指示に従ってください。

また、体調不良を感じるが原因が特定できないので、どの診療科に行けばよいかわからないという場合も当院で診療させていただきます。一般内科は、不定愁訴(原因がはっきりとしない症状、頭痛やめまいなどの症状がみられる)の患者様についても、現れている症状をつぶさに観察、訴えをお聞きし、必要であれば血液・一般検査などを行い、原因が特定すれば適切な診療科を案内させていただきます。診察の結果、入院加療、高度な医療機器での検査や治療が必要と医師が判断すれば、当院と地域連携している総合病院や専門の医療機関をご紹介させていただきます。

一般内科でよく見受けられる症状(例)
  • 発熱がある※来院前に一度お電話ください
  • 咳、鼻水、喉の痛み
  • お腹の調子が悪い(腹痛、便秘・下痢など)
  • お腹が張る
  • 吐き気、嘔吐
  • 胸やけ
  • 食欲不振
  • 胸痛、圧迫感
  • 頭痛
  • 立ちくらみ
  • 動悸
  • 息切れ
  • むくみ
  • 喉の渇き
  • 尿の異常(出にくい、近い、血が混じるなど)
  • 発疹
  • 疲労感
  • 急な体重の増減 など
一般内科で取り扱う代表的な疾患
急性疾患
風邪症候群、インフルエンザ、咽頭炎、扁桃炎、気管支炎、肺炎、胃腸炎(腹痛、下痢、吐き気、嘔吐)、尿道・膀胱炎、熱中症 など
慢性疾患
生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症(痛風) など)、貧血、頭痛、骨粗しょう症、アレルギー疾患(アトピー、花粉症、じんましん)、便秘 など

生活習慣病など慢性疾患にも対応

また急な体調不良だけでなく、慢性的な症状がみられ、長期の治療期間が必要な慢性疾患についても一般内科の診療範囲となります。具体的には、生活習慣の乱れ(偏食・過食、運動不足、喫煙・多量の飲酒、ストレス など)がきっかけとなって発症する、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病。頭痛・貧血・便秘などの疾患。アレルギー疾患(アレルギー性鼻炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症、じんましん など)。ずっと腰痛が続いている、眠れない(不眠)といったものです。

なかでも生活習慣病は、自覚症状が出にくいこともあって治療に消極的になる患者さんが多いのですが、放置された状態が続くと、重篤な合併症(脳出血や脳梗塞といった脳卒中、心筋梗塞などの病気)を発症するようになります。人によっては、合併症になって指摘された時から治療しておけばよかった気づかれる方も少なくありません。このような状態にならないためには、日頃から定期的に健康診断を受けるなどして、生活習慣病に関係する数値(血圧、血糖値、コレステロールの数値 など)を確認し、その結果から数値の異常がみられれば、自覚症状がなくても一度医療機関をご受診されることをお勧めします。

検査の結果、生活習慣病を発症している、あるいは生活習慣病の予備群であると判定されると治療や予防を行っていきます。症状がそれほど重くなければ、食事療法と運動療法といった生活習慣の見直しで、症状が改善されることもあります。そのため、早めの対策が必要です。
生活習慣病については生活習慣の改善が最も重要です。患者さんの中には薬を飲み始めたら一生飲み続けなければいけないと不安に思われる方もおられますが、生活習慣の改善で薬が減らせたり、やめられたりする方もおられます。薬物治療は生活習慣の改善で補えない場合の治療法と考えてください。

主な生活習慣病

高血圧

血圧が基準とされている数値よりも高くなっている状態を高血圧と言います。なお高血圧と診断される基準は、外来時(院内診察)の血圧測定で、収縮期血圧(最高血圧)が140㎜Hg以上、または拡張期血圧(最低血圧が高血圧診断の目安)が90mmHg以上の場合(ご家庭で計測される場合は、収縮期血圧が135㎜Hg以上、拡張期血圧が85mmHg以上)です。この結果が1度でなく、同じ条件下で何度か確認されると高血圧症と診断されるようになります。発症の原因については、原因がはっきり特定できない本態性高血圧(遺伝や不摂生な生活習慣が関与していると言われています)と何らかの病気によって引き起こされる二次性高血圧に分けられますが、日本人の全高血圧患者様の9割近くが前者(本態性高血圧)です。

血圧が高い状態のままだと、心臓から動脈(血管)に向けて血液を送る際に余分な負荷をかけなくてはならず、この圧が血管壁に加わると血管自体が肥厚、あるいは硬化するなどして、やがて動脈硬化を招くようになります。それでも自覚症状が出ることは少なく、さらに放置状態が続けば、脆くなった血管内部は狭窄し、血流を悪化、あるいは詰まらせるなどして、脳血管障害(脳梗塞、脳出血 等)や虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)など重篤な合併症を引き起こすようにもなります。

なお高血圧の治療の目的は、血圧を基準とされる数値まで下げ(収縮期血圧140㎜Hg未満、拡張期血圧90mmHg未満)、合併症のリスクを下げることにあります。この場合、主に生活習慣の改善と薬物療法が行われます。

まず生活習慣の改善に関してですが、食事面では1日の食塩の摂取量を6g未満にする、魚や野菜をメインとした栄養バランスがとれた食事メニューにするなどしていきます。また肥満傾向にある方は、適正体重への減量にも努めていきます。このほか、運動には血圧を下げる効果があるので日常生活に取り入れていきます。その内容は、無理のない息が弾む程度の有酸素運動(1回30分程度のウォーキング など)で充分ですが、継続的に行うようにしてください。

また上記だけでは血圧のコントロールが難しいと医師が判断した場合は、併せて薬物療法(降圧薬剤)を行います。降圧薬と言っても様々な種類がありますが、患者さん様の高血圧の状態に合わせて処方させていただきます。お薬はひとつで済むこともあれば、複数の薬を服用することもあります。

糖尿病

血液中にはブドウ糖(血糖)が含まれていますが、これは細胞に取り込まれることでエネルギー源となるものです。その際は、膵臓で作られるホルモンの一種インスリンが分泌されますが、この働きが何らかの原因で低下し、血液中にブドウ糖が余ることで、血糖値(ブドウ糖の濃度)が上昇したままの状態になることを糖尿病と言います。糖尿病発症の有無は血液検査によって判定していきますが、診断基準については以下の通りです。

  • 1. 早朝空腹時血糖値が126mg/dL以上(110~125mg/dLの範囲は糖尿病予備軍)、もしくはブドウ糖負荷試験(75gOGTT)の2時間値が200mg/dL以上(140~199mg/dLの範囲は糖尿病予備軍)
  • 2. HbA1c値が6.5%以上(6.0%以上は糖尿病予備軍)

上記の1と2の両方を満たすと糖尿病と診断。なお、1か2どちらかが当てはまる場合は「糖尿病型」と診断され、再検査で同様の結果であれば、糖尿病と診断。

1型糖尿病と2型糖尿病

なお発症の原因は大きく2つあるとされています。それはインスリンを作成する膵臓のβ細胞が主に自己免疫によって破壊され、それによってインスリンがほぼ分泌されない1型糖尿病と、日頃の生活の乱れ(過食、運動不足 など)が蓄積するなどして膵臓が疲弊し、それによってインスリンの分泌量が不足、あるいは効き目が悪い状態となってしまう2型糖尿病です。なお、日本人の全糖尿病患者さん様のうち、95%以上の方は2型糖尿病です。

糖尿病も発症初期は自覚症状がほぼないので、知らないうちに病気が進行してしまうのですが、そのうち喉が異常に渇く、尿量が多い、全身の倦怠感、食欲はあるのに体重が減少するなどの症状が現れるようになります。これらの症状がみられるとかなり病状が進行しているサインでもあります。速やかに医療機関を受診してください。

放置が続けば血管は、さらなるダメージを受けるようになります。糖尿病では、細小血管が障害を受けやすく、これらが集中する網膜、神経、腎臓は合併症が起きやすいことから、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害は糖尿病三大合併症と言われています。また動脈(大血管)についても糖尿病によって動脈硬化が起きやすくなることから放置が続けば、脳血管障害(脳梗塞、脳出血等)、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)が起きるほか、足の血管が詰まるようになれば、その部位が壊疽を起こすこともあります。

治療について

糖尿病を完治させる方法は現時点では確立していません。そのため、この場合の治療目的は血糖値を正常な状態に保って、合併症を起こさないようにすることです。なお1型と2型では治療内容が異なります。

1型糖尿病の患者様は、インスリンがほぼ分泌されていない状態ですので、体外からインスリンを補充していくインスリン注射(インスリン療法)になります。

2型糖尿病の患者様では、膵臓の疲弊によるインスリンの機能低下ですので、まずは生活習慣の見直しから行います。具体的には食事療法(適正とされるエネルギーの摂取や食品交換表の活用 など)や運動療法(継続的に息が弾む程度の有酸素運動。例:1回30分程度のウォーキング など)をいったものです。これだけでは、血糖のコントロールが十分でなければ、併せて薬物療法(経口血糖降下薬)も行っていきます。それでも不十分という場合は1型と同様にインスリン注射を行います。

脂質異常症

脂質とは血液中に含まれる成分のひとつで、その脂質の中でもLDL(悪玉)コレステロールと中性脂肪(トリグリセライド)が過剰な状態にある、もしくはHDL(善玉)コレステロールの数値が少ない状態にあると判定された場合に脂質異常症と診断されます。発症の有無は血液検査によって確認できますが、その診断基準とは次の通りです。

  • LDLコレステロール値≧140mg/dL(高LDLコレステロール血症)
  • 中性脂肪≧150mg/dL(高トリグリセライド血症)
  • HDLコレステロール値<40mg/dL(低HDLコレステロール血症)

数値の異常を指摘されたらご受診を

糖尿病や高血圧といった生活習慣病と同様に発症しても自覚症状が現れるわけではないので、多くの方は健康診断で数値の異常を指摘されて気づく方が多いです。それでも症状がないからと放置が続けば、例えばLDLコレステロールが血管内に蓄積するなどして、動脈硬化を招き、さらに血流が悪化、あるいは血管を詰まらせるなどして、脳血管障害(脳梗塞 脳出血等)や虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)といった重篤な合併症を併発することもありますので、病状を進行させないためにも異常に気づいた時点で一度ご受診されるようにしてください。

なお発症の原因としては、主に遺伝的要因によって引き起こされる原発性脂質異常症(遺伝的な要因と不摂生な生活習慣が加わることで発症することもある)、甲状腺機能低下症をはじめとするホルモンの分泌異常や糖尿病などの病気、ステロイドの長期投与による薬剤の影響などで発症する続発性脂質異常症が挙げられます。

治療について

先にも挙げたように脂質異常症は、主に3つのタイプがありますが、いずれの場合でもLDLコレステロールの数値を下げることが治療の目的となります。なぜなら同数値を下げることは、中性脂肪やHDLコレステロールの数値も正常になる、もしくは併発する病気のリスクが低減するとされているからです。

治療の基本は生活習慣の改善です。食事療法としては、コレステロールを多く含んだ食品(卵、内臓(レバー)、魚卵、タコ、エビ、乳製品 など)は控え、食物繊維が多いとされる野菜や海藻類、きのこなどを多く摂取します。また中性脂肪の数値を下げ、HDL(善玉)コレステロールを増やす効果がある運動療法も日常生活に取り入れます。その内容は、息がやや上がる程度の有酸素運動(1日30分程度のウォーキング など)で、可能であれば毎日行うようにしてください。

上記の改善方法だけでは、効果がみられないのであれば、これらに併せてLDLコレステロールの数値を下げる等の薬物療法も行っていきます。

高尿酸血症

尿酸は血液中に含まれる成分で、その濃度を数値化したものが尿酸値です。尿酸値は血液検査によって測定することができますが、同検査の結果、血清尿酸値が7.0mg/dL以上という場合に高尿酸血症と診断されます。男性の発症率が高く、女性は数%程度と言われています。ちなみにある報告によれば、30歳以上の男性の30%程度が高尿酸血症を発症しているのではないかとも言われています。

この尿酸は水に溶けにくい性質のため、血液中で過剰な状態となると針状の結晶を持つ尿酸塩として存在するようになります。これが関節付近(なかでも足の親指の付け根付近)で溜まるようになると激痛が起きることがあります。この症状のことを痛風発作(いわゆる痛風)と言います。なお高尿酸血症の患者様では、いつこの痛風がみられてもおかしくない状態です。また同疾患の患者様で痛風発作が起きなかったとしても、放置を続けることで痛風結節、尿路結石、心筋梗塞、腎障害といった病気を併発することもあります。そのため、高尿酸血症と診断された場合は、速やかに医療機関をしてください。

発症の原因については、先天的な代謝異常や尿酸の元となるプリン体を多く含む食品の過剰摂取、尿酸値を上昇させるアルコールの過剰摂取、造血器疾患など、尿酸を体内で多く産生させてしまうケースのほか、遺伝的要因、脱水症状、ハードな無酸素運動、腎不全など尿酸の排泄が悪くなることで起きるといったことが考えられます。

治療について

治療をするにあたっては、生活習慣の見直しから始めていきます。具体的には、食生活を改める(栄養バランスのよい食事メニュー(野菜、きのこ、海藻などを積極的にとる など)に努めます)、水分(水やお茶)を十分にとる、お酒好きな方は節酒する、プリン体を多く含む食品(エビ、レバー、かつお、マイワシ など)を控えるといったことです。また、適度な有酸素運動(1回30分程度のウォーキング など)も尿酸値を下げる効果があるので、これもできるだけ毎日実践するようにします。なお無酸素運動については尿酸値を上昇させてしまうので要注意です。

上記の環境をしっかり整えたうえで、尿酸値を下げる治療薬として、尿酸生成抑制薬や尿酸排泄促進薬を用いるようにします。
また痛風発作が起きている患者様については、消炎鎮痛薬(NSAIDs)やステロイド薬といった薬物療法にて、痛みや腫れを抑えていきます。これらの症状が治まってから尿酸値を下げる治療を開始していきます。

TEL
0594-23-8811
住所
三重県桑名市西別所996
診療科目
内科・循環器内科・小児科
院長
羽場 一直
アクセス
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:一般診療 
:土曜午後のみ14:00~17:00
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※髙嶋医師の診察は月・火・水のみとなります。
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